IHクッキングヒーターに代表されるオール電化キッチンを紹介します。
IHクッキングヒーターとは「電磁誘導加熱」によって調理をします。
電磁誘導加熱のしくみは。
1.内部のコイルに電流を流すと磁力線が発生します。
2.磁力線が鍋の底を通過するとき、そこで電磁誘導が起き、うず電流が流れます。
3.電流が流れる際、鍋の電気抵抗が大きいため、熱が発生します。
従来のヒーター加熱式のクッキングヒーターは、発熱体自体が熱くなるのに時間がかかったため、立ち上がりが遅く、十分に温度が上がらないのが欠点でした。
また、ガスコンロと同様に周囲に熱が逃げてしまうので効率が良くありません。
夏場、調理中にキッチンが暑くるのを経験なされた方も多いと思いますが、これは、コンロの火が周囲に逃げたためキッチンの空気も暖めてしまっているからです。
一方IHは、電磁誘導によって鍋底に作用するので、周囲の空気に逃げる熱は少なく、効率よく加熱できます。
また、内部のコイルの巻き数を増やして200ボルトの電源を使うことで、発生する磁力のパワーを強くしているので、十分な火力が得られます。
ガスコンロと比較しても遜色がありません。
国内メーカーのものは、ロースターや揚げ物温度調節機能も付いているので大変便利です。
これまでのキッチンのように壁際にとらわれることもなく、木製の調理台でも作ることができます。
ハイパワーといわれると、電気代のほうが気になりますが、熱効率がよいために、ランニングコストはガスと同程度です。
さらに、給湯もエコキュートや電気温水器を採用しオール電化になると電気料金の割引メニューがあります。
IHクッキングヒーターはガスコンロと比べて、火力や光熱費の面ではあまり差がないのですが、両者は加熱方法が違うので、使い勝手も変わってきます。
IHにはIHの使い方があります。